マインドフルネスとは
マインドフルネスの起源
マインドフルネスの起源はもともと2500年の歴史をもつ仏教心理学です。現在は宗教色を無くし欧米を中心に世界中に普及しています。また科学的研究が進み、その効果が次々と証明されています。

1980年から2017年までのマインドフルネスに関する記事数
マインドフルネスとは
物の見方を変え、あなたを苦しめる原因となり得る人生でのあらゆる経験に対する道を示してくれるものです。
私たちはしばしば苦しみの原因を解明する方法を探し求めては、苦しみをどのように緩和できるか、その答えを追い求めがちです。
それは
「どうしてもっと気分が良くならないのか?」
「自分にできることは何なのか?」
「痛みを消してくれる薬をもらえないのか?」
というような自問自答に終始しているようなものです。
この先の人生を薬づけにしたい人なんていません。一方で年齢とともに病気に悩まされる機会が増えます。そして病気、加齢、死というのは少なからず痛みを伴うものです。
しかし現状にはむかうと、人はもがき続けてしまいます。欲しいものが手に入らないとき、大きな喪失を被ったとき、または向き合いたくないものと向き合いなければならないとき、つねに気分が良くなるものを探し続けることになります。
マインドフルネスの目的
直感的で心の内側から生じるものが気づきをもたらしてくれます。たとえ小さなものであってもあなたの内側や身の周りで起きていることに注意深くなり、気持ちが滅入っていることやどうしようもない感情から解き放っていきます。
つまり必要のない苦しみを取り除いていくわけです。気づきを得て、心がどのように動くのか私たちの身の回りの全てのものに対する洞察力を高めることで苦しみを取り除けるようになります。
マインドフルネスを通して心をマネジメントするトレーニングを繰り返すことで集中力や愛、優しさなど精神的なクオリティが高まり、さらに注意深くなっていきます。
このトレーニングに終わりはなく、逆に「マインドフルネス=幸せへの入り口」というわけでもありません。しかしマインドフルネスは幸せを築くために必要なスキルを築くベースを育ててくれます。
幸せでない原因となる心の中にある習慣を取り除けるようになることで、怒り、ねたみ、そのほかの目的のない有害な行為を手放していきます。
マインドフルネスによって自己を受け入れ理解し、はじめて変化が生まれ始めます。