ケーキを食べながらマインドフルネス

ダイエット中にどうしても甘いものを食べたくなった時、マインドフルネスな状態が備わっていれば次のような思考へとシフトしていけます。
これまでのパターン
甘いものが食べたい
お店に行く
美味しそうなスウィーツを見つける
少しくらいはいいよね、とケーキを買う
食べちゃった(後悔)
マインドフルネスの状態でのパターン
「食べたい」と気づく
「甘いものを体が欲している」ことに気づく
お店に向かっている自分に気づく
スウィーツコーナーで何を買おうかとしている自分に気づく
もしこのケーキを食べたらその後どんな気持ちになるかを容易に思い出せる
ケーキの代わりに、お店の入り口付近にあったナッツにしておこうと思い直す
栄養価が高く健康的なナッツを選んで買った自分に気づく
マインドフルネスの状態では「今」の瞬間に自分が何を感じているか、何を考えているか、何をしようとしているのかに気づけるようになります。
一方これまでのパターンで示した例は、5. の食べて後悔したところで初めて我に返っている状態です。
このようにマインドフルネスの状態が作れるようになると無理のないダイエット、つまり万年の健康管理に役立ちます。
わかりやすいように両極端の例を示しましたが、このふたつの例の中間の状態であることもおおいにあり得ます。その時はうまくいかなかった自分を責めないことです。最終的にケーキを買ったとしても「ケーキを買って食べている自分」をじっくり観察することです。
ケーキを買って食べた時
美味しそうなケーキを目の前にした時の感情に気づく。
ひとくち口に入れた時どんな香りが広がってきたかに気づく。
どんなに美味しくどんな気分であるかに気づく。
食べ終わった後のお腹の満足具合はどうかに気づく。
食べ終わった後の気分はどうかを観察する。
このような取り組みがマインドフルネスを高めることに繋がっていきます。ケーキを食べることを推奨しているわけでは決してありませんが、くれぐれもケーキを食べてしまった自分を責めないことです。ケーキを買って食べている自分がいることに気づくことがポイントです。