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マインドフルネスに欠かせない大切な3つのこと


その1. 評価しない

その2. 受け止める

その3. やさしさ

マインドフルネスはもともと気づきや注意力を意味する「サティ (sati)」という言葉が起源になっています。現代ではマインドフルネスを日常生活に取り入れるためや臨床症状を緩和させるために使われるようになりました。「評価しない」「受け止める」などの性質も含まれるようになりました。

マインドフルネスの最初の開拓者のひとりであるジョン・カバット・ジン(John Kabat-Zinn)氏は「今の瞬間に目的を持って注意を払うことで気づくこと、瞬間から瞬間に次々に起こる体験を評価しないこと」と定義しています。

治療、癒しという意味でのマインドフルネスは現在の体験を受け入れ、気づくことです。

もし何か心の傷に翻弄され苦しんでいることがあれば、マインドフルに受け入れることでその苦しみを克服出来る可能性が大いにあります。

もしある感情に気づいてもその感情を受け入れることが出来なければ、その感情と向き合うのが大変になってきます。しかし受け入れるスタンスを持つようになることで心の傷であったものをマインドフルにひとつの体験として捉えられるようになります。

苦しみが強くなればなるほど、受け入れること、そして自分自身へのやさしさが求められます。

さらに自分への優しさと同様に、人生における困難に対処できるようになるために「気づく」ことも必要です。気づきがないまま困難を受け入れると身を滅ぼすことになりかねません。

自分自身で効果的なマインドフルネスの練習をするには、自己の感情を受け止めること、そして自分へのやさしさを持って気づくことを大切にしましょう。

#受け入れる #やさしさ

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